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我が亡父はサンシン弾きでした。島では割と上手い方で関西や関東の喜界島出身者の集まりなどに呼ばれて演奏しに出向いたりしていた時期もありました。
ですから、我が家にはサンシンがあります。

時々、奄美沖縄には各家庭にサンシンが常備されていると思ってらっしゃる方がいますが、そうでもありません。昨今の沖縄ブームなども手伝って一時期よりはサンシンを弾ける人も増えたようですが、若者の多くは島唄にはあまり興味がありませんし、大人達も高齢者は喜んで島唄を聞
きますが、実際に唄ったりサンシンを弾いたり出来る人はあまり多くありません。

オレもそんな島唄に無関心な島人でしたから、サンシンも弾けませんし唄も唄えません。
ところが、数年前から何となく島唄が気になり出し、折角実家にサンシンがあるのだからと二年前に神戸に持ってきました。
父が入院してから十年以上も弾き手を失っていたサンシンは、湿気で太鼓部分がふやけて半ば腐りかけていたので、長田区でサンシン教室を開いている方に依頼して修理していただきました。
で、そのままその教室でお世話になろうかとも思ったのですが、奄美民謡は各島ごとにあまりに特徴的なので徳之島出身の先生に習うよりは喜界島の民謡を知っている先生を探そうと考え、とりあえず我流でやってみることにしました。

ま、これが失敗でしたね。音楽経験も無く、唄も知らないオレが、亡父の残した録音状態の悪いCD一枚で弾けるようになる道理がありません。
時々思い出した時だけサンシンを引っ張り出して来てベンベンやってたのですが、二年経っても何の進歩の見られません。


そんな折、今月号のmeets(関西の情報雑誌。オシャレな関西ウォーカーって感じ)の沖縄特集のコーナーに島友だちのケンシが載ってました。サンシンを独学で弾く先輩とジェンベ担当のケンシの二人で小さなイベントなどに参加したり、友人の居酒屋で弾いたりしていたのが取材されたらしいです。写真は一枚だけでしたが、割と大きな扱いされていて「あれだけ大きければ値打ちあるな」とは本人の弁です。

別に雑誌に載りたいとかそういうワケじゃありませんが(そりゃ、載れば嬉しいだろうけど)、
独学で弾きはじめて人前で演奏出来るまでになった、というのが憧れます。
オレもいつかケンシ達に混ぜてもらえるようガンバッテみよっかな。


ちなみに、オレのサンシンを修理していただいた長田区の先生も同じmeetsに載ってました。
小さな路地を入った所の家に小さな看板しか掲げていなくて、長田の辺りには普通のいる島出身の工場のオッチャンにしか見えないけど、沖縄の有名唄者と何度も競演してたり、サンシンの修理・販売までこなしてしまうマルチ唄者のあの人を見つけるとはmeetsの取材力も中々のもんだと感心しました。

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