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2006.06.23 島の水
今回はトラックバックするため喜界島に関するの記事ですので、興味の無い方は読み飛ばしてください。



喜界島は中里集落にある喫茶店「シリアス」。喜界島には数少ない、というより唯一美味しいコーヒーが飲めるお店であり心地よい音楽が流れるなかゆっくり出来るお店だと認識しています。
というのも、(あくまで噂というか、そんな話を聞いた事があるという程度ですので事実とは相違するかもしれませんが)「シリアス」はお水にこだわっていて島の水ではない水(どこの水かは知りません)でコーヒーを煎れているので美味しいんだそうです。


というのも喜界島は島自体が大きなテーブル珊瑚みたいなもんですから、その中を通過してきた水に含まれる石灰分が非常に多くとても固い印象を受けます。
学校の水道は蛇口が詰まりがちで勢い良く水を出そうものなら四方八方に飛び散るし、魔法瓶の口にも石灰が詰まって出にくい。沸かしたお湯の表面には何やら白いものまで浮いています。勿論石灰です。
ですから、コーヒーを煎れるのにも向きませんし、洗剤・石鹸・シャンプーの類いは泡がたちません。中学生のときに理科の授業でそれを聞くまで日本中の石鹸はその程度しか泡は出なくて、CMはヤラセなんだと思ってました。



それはさておき、シリアスのマスターは同級生のお父さん。しかもお店がパチンコ屋の隣にあるので、子供の頃は父親がパチンコに行くのについて行くと喫茶店で見慣れぬご飯が食べられるというので憧れのお店でもあり、何かと縁があります。


一昨年、初めて嫁さんを連れて喜界島に帰ったときに買い物ついでにコーヒーを飲みに寄ったのですが、その時意外な話を聞きました。
マスターは今のお店を始める前にも一度喜界島でお店を開いたのですが、その時は続ける事が出来ずに一旦お店をたたまれたことがあったのだそうです。
喜界島の出身では無いマスターは、奥さんの出身地である喜界島でお店を開こうと思った当初のことを振り返られて、「最初の時はどこかでまだ本気になってなかったように思う」とおっしゃっておられました。そして、「なにがなんでも喜界島で喫茶店をするんだ!っていう決心がついて、もう一度挑戦した時にはなんだか最初の時よりもスッと喜界島に馴染めた感じがする」といったようなこともおっしゃっておられました。


そんなマスターのいるシリアスも、今となってはスギラビーチに続く道の風景には欠かせないお店です。
ここをご覧の皆さんで喜界島に行かれることがある方は、スギラビーチでひと泳ぎしたあとに是非訪れてみてください。いわゆる普通の喫茶店ですが、喜界島にあってはそれが貴重なのです。落ち着いた店内にJAZZなんか流れていたりするんです。喜界島でJAZZが流れてる店なんて他に知りません。
海外でみそ汁が飲みたくなるのと同じで、必ず内地っぽさを持つ普通のお店を必要とするときがあるはずです。
そんなときには「シリアス」の美味しいコーヒーをお勧めします。
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